スキルドビザとNAATI翻訳の関係
オーストラリアのスキルドビザ申請には、多くの書類を英語に翻訳して提出する必要があります。移民局(Department of Home Affairs)は、提出書類がすべてNAATI認定翻訳者による翻訳であることを要求しています。認定のない翻訳者による書類は受理されません。
しかし、どのビザクラスにどの書類が必要なのか、翻訳の形式はどうあるべきかを正確に理解している申請者は多くありません。この記事では、482・189・190・491の各ビザクラスに必要なNAATI翻訳書類を詳しく解説します。
NAATI翻訳が必要なスキルドビザの種類
スキルドビザには主に4つのクラスがあります。それぞれ申請要件が異なりますが、共通してNAATI認定翻訳が求められます。以下に各ビザクラスの概要と必要書類を説明します。
482ビザ(一時技能不足雇用ビザ)の必要書類
サブクラス482ビザは、雇用主がスポンサーとなる一時就労ビザです。申請に必要な翻訳書類は以下の通りです。
- パスポートのコピー(氏名ページおよびビザページ)
- 学歴証明書および卒業証書
- 職歴証明書または在籍証明書
- スキル評価結果通知書(日本語で発行された場合)
- 出生証明書(配偶者・子どもを含む場合)
- 婚姻証明書(配偶者を含む場合)
482ビザは申請から審査まで時間がかかるため、翻訳書類の準備は早めに開始することをお勧めします。
189ビザ(スキルド独立ビザ)の必要書類
サブクラス189ビザは、雇用主スポンサーなしで申請できる永住ビザです。スキル評価と英語力テストが必要で、以下の書類の翻訳が求められます。
- パスポートのコピー
- 学歴証明書・成績証明書
- 職歴証明書および役職説明書
- 英語力テスト結果(原本が日本語表記の場合)
- スキル評価機関への提出書類一式
- 出生証明書・婚姻証明書(家族を含む場合)
190ビザ(スキルド州政府推薦ビザ)の必要書類
サブクラス190ビザは、各州や特別地域の政府から推薦を受けて申請する永住ビザです。189ビザとほぼ同様の書類が必要ですが、推薦状に関連する書類も含まれます。
- パスポートのコピー
- 学歴・職歴証明書
- スキル評価書類
- 州政府推薦関連書類(日本語のものがある場合)
- 英語能力証明書
- 家族関係証明書類
491ビザ(スキルド地方推薦ビザ)の必要書類
サブクラス491ビザは、地方に住むことを条件とした一時ビザで、後に永住権申請への道が開かれます。必要書類は190ビザと類似していますが、地方居住要件を証明する書類が追加されることがあります。
- パスポートおよび渡航記録のコピー
- 学歴・職歴証明書
- スキル評価書類
- 家族関係証明書類
- 地域推薦機関が求める追加書類
すべてのビザクラスに共通する翻訳の要件
ビザクラスに関わらず、NAATI翻訳書類には以下の要件が必要です。
- NAATI認定翻訳者のフルネームと署名
- 翻訳者のCPN番号(Credentialed Practitioner Number)
- 「This is a true and accurate translation of the original document」という認定文言
- 翻訳日
- 原文書類の正確な翻訳(省略や要約は不可)
これらが欠けていると、書類は審査で却下される可能性があります。翻訳者に依頼する前に、上記の要件を満たしているかどうかを確認しましょう。
スキルドビザ申請の翻訳を依頼する際の注意点
スキルドビザの翻訳書類を準備する際は、以下の点に注意してください。
- 移民書類の専門翻訳者を選ぶ:法律用語や移民特有の表現に精通した翻訳者を選びましょう。
- 認定の有効性を確認する:NAATIディレクトリで翻訳者の認定が有効であることを確認してください。
- 翻訳期間に余裕を持つ:複数の書類がある場合、翻訳には時間がかかります。早めに準備しましょう。
- 修正対応を確認する:移民局から追加情報を求められた場合に、迅速に対応できるサービスを選びましょう。
まとめ:確実なスキルドビザ申請のために
スキルドビザの申請において、NAATI認定翻訳は欠かせない要素です。482・189・190・491のどのビザクラスでも、適切な書類の翻訳が求められます。Immi Translating Serviceは、すべてのスキルドビザクラスに対応した移民書類翻訳の専門サービスを提供しています。
詳しくはNAATI認定翻訳サービスのページをご覧ください。