NAATI認定翻訳者とは何か
ビザ申請や移民手続きに必要な書類を翻訳してもらう場合、誰でもできるわけではありません。オーストラリア政府は、NAATI認定翻訳者(全米翻訳通訳士認定機構認定)による翻訳のみを公式書類として認めています。しかし、資格を持っていると主張する翻訳者のなかには、実際には認定を受けていない人もいます。お金を支払う前に、必ず確認することが大切です。
この記事では、NAATI認定翻訳者を見分ける5つのステップをわかりやすく解説します。偽の資格による書類トラブルや、ビザ申請の却下を未然に防ぐためにお役立てください。
NAATI認定翻訳者を確認すべき理由
移民局(Department of Home Affairs)は、翻訳書類にNAATI認定翻訳者の署名とCPN番号の記載を義務付けています。これが欠けていると、申請書類は受理されません。また、一度却下されると再申請に時間とコストがかかります。そのため、最初から正しい翻訳者を選ぶことが非常に重要です。
さらに、最近では無資格の翻訳者がオンライン上でNAATI認定を偽って宣伝するケースも増えています。料金が安くても、認定を受けていない翻訳者に依頼すると、最終的に大きなトラブルになりかねません。
ステップ1:NAATIの公式ディレクトリで検索する
最初に確認すべき場所は、NAATIの公式ウェブサイトです。NAATIの通訳者・翻訳者検索ページにアクセスし、翻訳者の氏名または言語で検索できます。
検索結果には、その人の認定言語・認定レベル・認定状況(有効・失効など)が表示されます。表示されない場合、または「Certified Translator」の表記がない場合は、その翻訳者は認定を受けていません。
ステップ2:CPN番号を確認する
NAATIはすべての認定者にCPN(Credentialed Practitioner Number)を発行しています。翻訳者に依頼する前に、このCPN番号を書面または口頭で確認してください。
番号を受け取ったら、NAATIディレクトリに直接入力して照合します。名前と番号が一致し、有効な認定が確認できれば、その翻訳者は本物です。番号を教えることを拒否する翻訳者は、依頼しないほうが賢明です。
ステップ3:認定スタンプを確認する
NAATI認定翻訳者が作成した翻訳書類には、必ず認定スタンプが押されています。このスタンプには以下の情報が含まれます。
- 翻訳者のフルネーム
- CPN番号
- 翻訳日
- 「This is a true and accurate translation of the original document」という認定文言
スタンプがない、または上記の情報が欠けている場合、その翻訳書類は公式書類として認められません。移民局への提出前に必ず確認してください。
ステップ4:過去の実績と専門分野を確認する
認定の有無を確認するだけでなく、その翻訳者が移民書類の翻訳を専門としているかどうかも重要です。技術的な法律用語や移民手続き特有の表現に精通した翻訳者を選ぶことで、翻訳品質が大幅に向上します。
翻訳者に依頼する際は、以下の点を確認しましょう。
- 移民書類の翻訳実績はあるか
- 翻訳した言語ペアはNAATI認定と一致しているか
- サービス保証や再翻訳ポリシーを提供しているか
ステップ5:レビューと評判を調べる
Google、Facebook、または移民関連フォーラム(ビザ申請者のコミュニティなど)で、翻訳者または翻訳会社のレビューを確認しましょう。実際に利用した人の声は、信頼性を判断する上で非常に参考になります。
一方で、ウェブサイト上の自社掲載のレビューだけを信頼することは避けてください。第三者プラットフォームでのレビューが充実しているかどうかを確認することが重要です。
よくある確認ミスと注意点
NAATI認定翻訳者を確認する際、以下のような誤りをしやすいので注意が必要です。
- 「NAATI認定」という言葉だけで信用する:翻訳者がそう主張しても、必ず自分でディレクトリで確認しましょう。
- メールやウェブサイトの証明書だけを確認する:書類は偽造できるため、公式ディレクトリでの照合が必要です。
- 認定が有効かどうかを確認しない:認定には有効期限があります。過去に認定を受けていても、現在失効している場合があります。
まとめ:安心してビザ申請を進めるために
NAATI認定翻訳者への依頼は、ビザ申請を成功させるための重要なステップです。この記事で紹介した5つの確認ステップを実践することで、無資格の翻訳者によるトラブルを避け、スムーズな申請を実現できます。
Immi Translating Serviceのすべての翻訳者は、NAATIの認定を受けた専門家です。移民書類の翻訳実績も豊富で、安心してご依頼いただけます。詳しくはNAATI認定翻訳サービスのページをご覧ください。